2023.02.15(水)
- 終活
- 葬儀
【エンバーミング】のご紹介
皆さん、こんにちは。
今回は、ご遺体衛生保全方法の一つ
「エンバーミング」をご紹介します。
あいネットグループ平安閣には、
エンバーミングの施設と設備、
何より技術力の高い
エンバーマーが在席しております。
藤枝市・焼津市・島田市の施行担当エリアはもとより、
静岡市(葵区、駿河区、清水区)までの
静岡県中部エリアをカバーしています。
皆さんエンバーミングという言葉を聞いたことありますか?
はじめにエンバーミングの目的は
それは
「家族の絆を深める時間」の最大化を創出すること。
大切な人と一緒にいたい
当然の思いであり願いではないでしょうか。
大切な方を亡くし、
時間に追われ心の整理も故人に
向き合うこともままならない状態になってしまう
ご遺族がいらっしゃることを
私たちは経験し知っています。
それがいつまでとは断定できませんが、
それでもゆっくりとお別れを行う選択肢があることを
今回知っていただければと思います。
具体的にエンバーミングの効果とは?
ここでは二つの効果(ポイント)ご紹介します。
①ドライアイスが不要となり、
故人の負担軽減の効果
②コロナ陽性者のエンバーミングで
衛生面の最大化が可能
一つ目基本的に
①ドライアイスは使う必要が無くなります
基本的にドライアイスを使うことなく、
2週間程度保つことができます。
理由はご遺体の腐敗を抑えるため、
血液を殺菌・防腐効果のある薬液と入れ替えることで、
腐敗しにくく良い状態を保てるようになるからです。
これによりご遺族様から時よりいただく声、
「冷たそう。重たそう」が
無くなります。
日本の施術ではなく、静岡県でも
平成になってから一部地域や業者によって始まった
欧米のご遺体衛生保全処置です。
従来のドライアイスを必要とするご遺体保護の視点とは
異なるかもしれません。
更に、死因や環境、投薬などによる死後のご遺体の変化を予測して、
前もって処置をすることで変色や極端な変化を
事前に防止することができます。
その際病気や事故で変化した「その人らしさ」を取り戻し、
故人を元気だった頃の安らかなお姿へと近づけていく
科学的な技術です。
中でも科学的な技術として、薬液効果があります。
その人の肌の色味に合わせ、薬液を調整します。
赤みのある色なので生前のような血色を与え、
自然な色や肌に近づきます。
②コロナ陽性者のエンバーミングで衛生面の最大化が可能
エンバーミングを施すとご遺体の腐敗の進行がほぼ止まり、
ご遺体からの病気・ウイルスからの感染リスクも
抑えることができます。
これはコロナ感染で亡くなられた方にも有効です。
今年1月のコロナ感染のガイドラインが改定されました。
コロナ感染予防期間中での故人への接触は躊躇されます。
もちろん消毒やマスク着用は必須ですが安全性の担保は
検査をしていなければ不安は付きまといます。
あいネットグループのエンバーミングでは、
コロナウイルスにてお亡くなりになった方も
施術を行います。
その成果は抗原検査(医療用)を用いて
「陽性」であっても施術後の2度目の抗原検査(医療用)で
「陰性」にほぼすることが可能な技術です。
お気持ちが弱って免疫力の落ちてしまっている方、
免疫力の低いお子さんやご高齢の方にも安心して亡くなった方の
お身体やお顔に触れていただけます。
(もちろん消毒やマスクの着用はお願いいたします)
悔いのないお別れをするために……。
もし、時間を気にすることなく、
葬儀までに10日ほど時間があったら、
亡くなられた大切な人と一緒に
どんな過ごし方をしたいですか?
大切な人を囲みながら、家族みんなで懐かしい写真を見ながら
ゆっくり振り返ったり、
お好きだった食事を一緒に楽しんだり……。
特別なことをせず、いつもの日常をともに過ごしたい
という方もいらっしゃると思います。
火葬までの期間も、
大切な人と一緒に家族の思い出を増やしていける
かけがえのない時間だと捉えていただくと、
ゆとりをもってお別れをすることの
価値に気付かれると思います。
「家族の絆を深める時間」をつくることは、
きっと悔いの少ないお別れにつながっていき、
そこには故人様への感謝・家族の大切さ・
人と人とのつながりの大切さに改めて気づくでしょう。
それは、お葬式を行う目的の一つなのではないでしょうか?
お別れは悲しいけど、
少しでも思いやりや感謝が溢れる温かなお別れを・・・。