いってらっしゃいの宴会
- エリア
- 家族親戚から故人様へ
- 式場名
- あいネットホール金谷
- ご参列者数
- 70
2019.05.18(土)
- 島田市
- 故人様はとにかく面倒見の良い人で、
家族や親戚はもちろん、友人や会社の後輩など自分と縁のある人とはよくお酒を交わし、共に時間を過ごされたそうです。
関わるすべての人に寄り添い、お酒を飲んだ回数だけその人たちとの絆も深まっていく。
ただ病気が発覚してからは、その大好きなお酒も呑めなくなり、禁酒生活に入り、そのままお亡くなりになりました・・・。
自宅を出棺する際、枕元には立派な一升瓶がお供えしてありました。
「せめて・・・あの世では気にせずにたくさんお酒を飲んでもらいたい。」
という気持ちから用意をしたそうです。
その場に集まっていたご親戚様も口を揃えてそのように仰っていました。
当日本出棺の朝、そのお酒を少し取り分けて棺に納める話は相談したスタッフより引き継いでいました。
なのでその支度をして棺の蓋を納める前にご家族様の手で故人様のお近くへと添えていただきました。
そしてその後は、末期の水の代わりにお酒で故人様の口を潤していただきました。
また別のコップも用意しお酒を注ぎ一人ずつ棺の中のコップに乾杯していただきながら、一言ずつ声をかけていただきました。
車の運転をしない方には一口ずつ召し上がっていただきました。
皆さん涙ながらに想い想いの言葉を口にして、泣きながら大きな声で
「頑張って行ってこいよ!」
「出発の酒盛りだ!」
など仰っていました。
ご家族様も
「まさか最後にお父さんとお酒が飲めるなんて思わなかった。」
と大変喜んで下さいました。
◇プランナーより◇
大切な人と過ごす、最期の時間。
あなたはどのように送ってあげたいですか?
私たちはたくさんの「ありがとう。そして、おつかれさまでした」をカタチにします。
大切な方との想い出を大切に、これからの人生を心豊かに過ごして頂けるように、ご家族で一緒に創るお葬式をご提案します。