家族6人で送る温かなお葬式
- エリア
- 奥様からご主人へ
- 式場名
- あいネットホール藤枝
- ご参列者数
- 6名
2018.08.02(木)
- 藤枝市
- 故人は家にいることが多く、喪主であるその奥様は故人とは対照的に顔も広く、様々な会にも所属していたことから家を空けることが多かった。今までずっと家を守ってきたのが故人でした。
故人をどのようにお送りしたいか伺ったところ、家族葬という強い希望がありました。
その理由は…
「自分の関係が広すぎるので身内だけで送ってあげたい」
「お金は関係ない。私たち家族だけで送りたい」
「家族だけで寂しくないようにしたい」
さらに、葬儀後に全ての関係にお知らせをするからと、後日用として香典返しも準備をしました。“家族葬”をここまでしっかりと考え、後のことまで見据えて選択されていることに驚きました。
会場は小さめのお部屋でしたが、祭壇は生花祭壇で華やかに。
故人は趣味も好きだった物もなかったため、棺の中に納める品がない代わりに、納めるお花をたくさん用意しました。
食事も通夜、葬儀ともにお一人ずつ折詰で準備し、ボリュームのあるお食事へ。
お棺を抱いて頂く際には、皆さま全員でお手添えを頂きました。
通夜の晩はみなさん全員でお泊まり頂き、過ごして頂くことが出来ました。
お経以外の時間はずっと故人のお近くで過ごし、故人に触れ、故人に声をかけ、たくさんの思い出をみなさんで語られていました。時には声を出して笑い合い、また時には涙を流しながら…。
ご家族様は「たった6人でごめんね」と仰っていましたが、お葬式に人数は関係ありません。参列者の多いお葬式よりも温かみのある、とても良いお葬式でした。