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コラム

2023.06.23(金)

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お孫さんからの手紙

あいネットグループ 藤枝祭典事業部の森と申します。

家族葬という言葉が一般的となり、コロナ禍を体験したことで葬儀の方法も変わってきていると実感しています。

規模感は当然ですが・・・

お葬式が変化していくなか感じているのはお葬式の中で「弔辞」または「お別れの言葉」が無くなってきていることを実感しています。

昔の話で恐縮ですが

私が入社した20年以上前のお葬式では弔辞は2名プラスお孫さんのお別れの言葉があったと記憶しています。

町内会長、会社同僚か友人、孫代表の順で案内をし、「参列者で弔辞のご用意の方いらっしゃれば・・・」と案内すると手が挙がり、更にお一人から二人増え、弔辞だけで1時間かかるという光景を懐かしく感じます。

弔辞と聞くと私は今でも後悔していることがあります。

それは私の祖父や祖母が亡くなった際に孫として弔辞(お別れの言葉)をしなかったことです。この会社でお世話になり、日々の仕事の中で多くの孫のお別れの言葉を聞き、弔辞の意味やすばらしさを理解していながら自分の時は「20歳も過ぎて恥ずかしい」という思いで祖父への感謝の弔辞を避けてしまったのです。

その時の後悔の念から私は故人にお孫さんがいらっしゃれば、お別れの言葉をお勧めしています。

それは代表でも、全員でも構いません。

感謝の思いを「お手紙」として書いて頂ければいいと思います。

お孫さんも故人に何かしてあげたい、でも何をしていいかもわからない。

そんな気持ちでいるのではないでしょうか。

親御さんも忙しさのあまり子供たち(孫)への思いに気づけないと思います。

実際にお別れ言葉を読まれるお孫さんたちですが・・

人前で話すことも滅多にないお孫さんは、とても緊張しながら、涙もうかべてその「感謝のお手紙」を立派に読まれます。 

その姿は必ずその場にいらっしゃる全ての参列者の記憶に残るはずです。

またその思いや行動お孫さんと故人の心に伝わると共にお孫さんの成長に繋がると思います。

 

 

何かお手伝いやできることがあるはず。

コロナ禍で行き来が出来なかった家族

病室や施設での最期にすら立ち会うことが出来なかった多くのご家族のお孫さんが感じていることかもあると思います。

故人を忘れない、いつまでも心にありつづける。

記憶や記録に残すことで何十年先まで、次の世代へと繋がっていくと思います。

 

 

 

 

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