音楽と儀式と家族の絆
- エリア
- ご子息からお父様へ
- 式場名
- あいネットホール焼津
- ご参列者数
- 100名
- 故人は音楽が大好きな父、お嬢様も音楽が好きでその道のお仕事をされていました。
打合せの為自宅にお伺いすると、すぐに音楽葬で送りたいとご希望が有りました。詳しくお話をお聞かせいただくと、菩提寺も有るのでお経もちゃんとあげてほしいし、湿っぽくしたくないとの事でした。
親戚様にはお経も聞いてほしいけど一般の方は音楽葬に出席してほしい。ご家族の想いは明確でしたが、それをどのようにカタチにして差し上げることができるのか。
少し悩みましたが、お客様の想いを素直に受け止めそのままカタチにするために、二部制をご提案させていただきました。
式場内は音楽葬らしく生演奏入れて、式場の外は想い出のお品を飾りましょう。
式場内外の照明やレイアウト、お菓子や飲み物の種類、キャンドルを用意しての献灯、スタッフの立ち位置など、故人をどのように送って差し上げたら喜んでいただけるか、ご家族と一緒に考えました。
そして、お寺様には早めにお越しいただき、お経をあげて頂きました。その後に音楽葬として通夜を行いました。
生演奏が有り、娘様は故人が好きだったアメイジンググレイスを歌い、参列の方には献花をしながらお菓子と飲み物を立食で振舞い、ゆっくりと故人を忍んで頂きました。
お葬式が終わり、ご家族の皆様が、思い通りにお父さんをお父さんらしく送ってあげられたとおっしゃっていたときの笑顔がとても印象的でした。