できることはなるべく自分達で
- エリア
- ご子息からお母様へ
- 式場名
- あいネットホール藤枝
- ご参列者数
- 80名
子育てに一生懸命だった母に自分達で精一杯のことをしてあげたい- 息子の母親として、孫の母親代わりとして、子育てに頑張っていらっしゃった故人様のお話です。
「お花が大好きで、毎日家の前のプランターや鉢植えの手入れをしていて、家の中にはいつもお花が飾られていたんです。私もよく一緒についていったのを覚えています。」と、お孫様は母親の代わりに一生懸命に育ててくれた思い出話を尽きることなくお話くださいました。
息子様お孫様ともに、お葬式では今までの感謝の気持ちを込めて、出来る事はご自身の手で精一杯の事をしてあげたいとお考えでした。
自作のナレーションと花祭壇- 進行ナレーションは、お孫様より文章をご自身でお考えになりました。15分以上の思い出と感謝が込められたお話しでした。お孫様ご自身でその文章をお読みいただくことをご提案させていただきました。
会場は、お花が大好きな故人様に合うように花祭壇に致しました。お孫様の奥様のご実家がお花の栽培をされていて、納棺花と祭壇にそのお花を使おうということなり、せっかくならお花を生けるのもご家族の皆様でしてさしあげてはいかがですかとご提案いたしました。
しかし、ご家族は故人様の好きだったお花を見ればわかりますが、名前や種類までは詳しくご存知ではありませんでした。そこで、当社の生花担当スタッフと一緒に、祭壇の花材やデザインの打ち合わせをしていただきました。
そして、お通夜前に、息子様、お孫様と奥様、ひ孫様で、何も飾られていない祭壇にひとつひとつお花を飾っていただきました。
愛されたことへの感謝- ご家族は準備をすることも多く、結果としてお忙しくなってしまいましたが、当日はご家族の皆さんでにぎやかに祭壇のお花をご準備されたり、お孫様の涙ながらにナレーションを読み切ったお姿や、息子様の最後の言葉から、ご家族の皆様がご希望された通りに故人様への感謝の気持ちをお伝え出来た様子でした。